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J3八戸 小中学生1740人が「ハ・チ・ノ・ヘ!」…福島に惜敗も平日デーゲームで大歓声_沼 プレイ

J3八戸 小中学生1740人が「ハ・チ・ノ・ヘ!J374がハ・チ・ノ・ヘデーゲームで」…福島に惜敗も平日デーゲームで大歓声スポーツ報知
激しいプレーで観戦する子どもたちを沸かせた八戸・安藤由翔(右)と福島・森璃太(カメラ・岩崎 敦)

◆明治安田J3リーグ第27節 八戸0―1福島(6日・プラスタ)

 ヴァンラーレ八戸は福島ユナイテッドとの東北対決に0―1で敗れた。中学ホームタウン8市町村から小中学生1740人を無料招待する「スクールトリップデー」として、生1声沼 プレイ異例の平日デーゲーム開催。0人試合は惜敗も、福島好プレーの連続に子どもたちから大声援が送られた。に惜

 普段のスタジアムとは全く違う雰囲気が、敗も両チームの闘志に火を付けた。平日スタンドはぎっしりと埋まり、大歓子どもたちの甲高い声援が響き渡った。J374がハ・チ・ノ・ヘデーゲームでロングキックを蹴っただけで「オー!中学沼 プレイ」と驚きの声が上がり、生1声ピンチでは「ハ・チ・ノ・ヘ!0人」コールで後押し。福島短いパスを巧みにつなぐ福島に対して、に惜八戸は前からの激しいプレスで何度も決定機をつくった。シュートは八戸14本、福島15本。石崎信弘監督は「結果を出せなかったのは残念だけど、白熱した戦いでサッカーの面白さは出たと思います」と振り返った。

 Jリーグの平日デーゲームは、中止や延期などの代替開催以外では極めて珍しい。八戸は昨春にJ2モンテディオ山形が学生を招待して行った平日デーゲームを参考にして金曜午後1時開催を実現。教育委員会の予算などを活用してバス45台で送迎し、試合前のピッチを使ったサッカー教室や選手の講話など“社会科見学”の一環として多くの催しを行った。五戸町立倉石小6年の高舘マナさんは「サッカーをするのは久しぶりだったけど、とても楽しかったです」と笑った。

 試合は後半37分に不運な形から失点。5連勝中だったホームで惜敗し、J2昇格プレーオフ圏内(6位)との勝ち点差は4のままだが、指揮官は「選手はよく戦ってくれた」と前を向いた。開始当初はゴール裏に座っていた中学生は、後半になるとサポーターと一緒に立ち上がって声をからした。サッカーの面白さを広めた画期的な一戦を糧に、残り11試合を戦い抜く。(岩崎 敦)

 ○…福島は前半22分に相手FWと至近距離で1対1の大ピンチを迎えたが、GK吉丸絢梓がビッグセーブ。2連勝でJ2昇格プレーオフ圏内の6位・金沢と勝ち点1差の暫定7位に浮上した。今週のトレーニングのテーマは「最後のところで体を張ること」。激しいプレーで応えたイレブンに、寺田周平監督は「全員が『ゴールを割らせない』という意識を強く持っていた。大きな勝ち点3です」と喜んだ。

 ◆山形の平日デーゲーム 昨年5月17日の大分戦は水曜午後1時半開始。「エデュケーショナルデー」と題して、山形県内から約3000人の学生(幼稚園~高校生)を無料で招待し、試合前にはスポーツ体験イベントも行われた。試合は5―0の圧勝だった。

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